洋菜5品 「てびき書」で統一 - JAとぴあ浜松

目ぞろい 生産者ら約110人が参加

 JAとぴあ浜松は11月中旬、JA北地区支店で洋菜5品目の出荷目ぞろい会を開いた。市場で確認するポイントや注意事項などを掲載した「出荷てびき書」や、各品目の写真付きの出荷規格表を活用し、品質を統一した。生産者ら約110人が参加した。
 11月~翌年3月ごろまで、カリフラワー7500ケース(1ケース7キロ)、ブロッコリー3万9300ケース(1ケース5キロ)、レッドキャベツ5万6600ケース(1ケース10キロ)、サニーレタス1万6000ケース(1ケース5キロ)、グリーンリーフ1万7000ケース(1ケース5キロ)を関東、中京方面、県内の市場を中心に出荷する。
 今年の洋菜は、猛暑や台風の影響が心配されたが、生産者の栽培努力によって生育は回復し、順調だという。昨年以上の出荷量を見込む。
 出荷計画表を1週間分から2週間分に増やした。商談のタイミングに合わせて市場担当者に早めに情報を発信することで、需要に合わせた有利販売へとつなげる。
 同会はJA担当者が1品目ずつ規格や調製方法、箱詰め方法などを出荷規格表と「出荷てびき書」を参照しながら説明した。参加者でサンプルを見ながら出荷規格を確認し、品質を統一した。(日本農業新聞2019年11月27日付ワイド2東海より)