水稲育苗拠点 1カ所に統合  - JA愛知北

JA愛知北センター竣工

 JA愛知北は3月上旬、管内にある大口育苗センターで竣工(しゅんこう)式を行った。JA役職員や建設関係者ら約30人が参加。安全祈願の神事で玉串をささげ、記念式典を行った。
 2019年度の産地パワーアップ事業により、4カ所あった水稲の育苗施設を同センター1カ所に統合した。建物は作業棟と緑化棟で延べ面積は1726平方メートル。1年間で約6万6000本分を播種(はしゅ)する。
 建物の老朽化対策や地域農業振興、農業所得の向上を目指し、15年に大口育苗センター建設委員会を設置、19年8月に起工した。
 JAの安達秀正組合長は「大口育苗センターの竣工を機に、さらなる地域農業の振興に努めていきたい」とあいさつし、建設に携わった施工者らへ感謝状を贈呈した。(日本農業新聞2020年3月13日付ワイド1東海より)