ホームページ改良 事業「見える化」進める - JAほくさい

事業複合利用拡大へ

 JAほくさいは2月下旬、ホームページ(HP)のリニューアルを行った。2002年の開設以来、全面的な刷新は初めて。組合員からは「とても見やすくなった」と好評だ。
 JA自己改革で行うさまざまな取り組みの「見える化」を進めながら、組合員や地域住民にJAの概況や事業・活動への理解促進や、事業の複合利用の拡大を目指す。
 サイトは、「閲覧者ファースト」の観点から、パソコンやスマートフォン、タブレットなど異なる大きさの画面に対応する「レスポンシブ・ウェブ・デザイン」を導入した。各端末の画面幅に合わせて表示領域が自動で調節されるため、ストレスなく閲覧できるようになった。
 また、検索される機会が多い農産物直売所や現金自動預払機(ATM)などの情報は、「グローバルナビゲーション」と呼ばれるサイト内の案内メニューに常に掲載。閲覧者がサイト内で迷うことも少なくなった。
 トップページには、出来合いの写真素材は使用せず、管内の農業風景や地域住民との触れ合いをカメラで捉えたオリジナルの写真4枚を採用。地域社会に根差したJAを強くアピールする。
 将来的にはインターネット交流サイト(SNS)とも連携させ、次世代層への接点強化に取り組むことで、事業基盤の維持・拡大を目指す。(日本農業新聞2020年3月17日付ワイド1首都圏より)