小菊 初の目ぞろえ会  - JA蒲郡市

第1期生 出荷基準などで意思の統一

 JA蒲郡市は、遊休化の傾向にある農地活用と、農業者所得が得られる担い手の育成を目的として、2019年度から年間を通じた小菊栽培研修会を開いている。今年度に第1期生となる4人が初出荷を迎え、8月中旬に目ぞろえ会を行った。
 目ぞろえ会には同JA営農販売部職員とJAあいち経済連職員、生産者が参加。小菊の荷受け・選花の手順について実際に小菊を使って長さや曲がりなどを確認、出荷基準などで意思の統一を図った。
 生産者らは「初めての出荷なので、分からないことが多く、緊張している。良い小菊を出荷できるように頑張りたい」と意気込んだ。同JA営農販売部は「皆さまの後に続くように、来年度も新たな出荷者の増加に向けて取り組んでいきたい」と話した。(日本農業新聞2020年9月8日付ワイド1東海より)