准組の声運営に生かす パートナーミーティング - JAこうか

意思反映ルートの明確化を

 JAこうかは12月中旬、甲賀市水口町の本所で准組合員を対象とした第2回の懇談会「パートナーミーティング」を開いた。准組合員のJAや地域農業への理解を深め、その声をJA運営に反映しようと2019年から開催。准組合員の意思反映ルートの明確化も目的としている。
 准組合員19人が出席した。JA営農経済部の土山真司部長が「幅広い意見をいただき、事業運営にいかしていきたい」とあいさつ。
 准組合員は「コロナ禍で特産の茶の消費量と販売量が減少しているとは知らなかった。おいしいお茶なので、もっとPRしてはどうか。自分自身も消費者として応援したい」「准組合員で農業をしていないため、営農経済事業の内容がよくわかり、組合員としての自覚が高まった」などと感想を話した。
 総合企画部の山村良司部長は「准組合員は農業振興の応援団で、地域振興においては正組合員とともに地域を支える存在。いただいた意見や課題と向き合いJA運営にいかしたい」と話す。(日本農業新聞2020年12月30日付ワイド1近畿より)