青トウガラシ出荷 県域に販路拡大 来春商品化へ - JA三次

農商工福連携プロジェクト 農福連携も

  地元の企業などと“農商工福連携”で取り組む「唐辛子プロジェクト」の一環で、広島県のJA三次農青連は、広島市西区の猫島商店に部員らが栽培した青トウガラシ30キロを出荷した。加工用原料として初めて地域外に出荷。県域への販路拡大で、新たな商品の開発に期待する。
 同プロジェクトは、トウガラシの商品化など地元企業と連携して取り組む。栽培では農福連携も進め、地域を挙げて新たな特産づくりを進める。
 

オール県産を代表する商品へ

 販路拡大では加工品「レモン胡椒(こしょう)」でオール広島県商品を開発するため、テレビや新聞などメディアで取り組みを知った同商店が仕入れを提案。同農青連は、大部分を廃棄していた収穫期に熟してない青トウガラシの有効利用として出荷を決めた。
 同商店の猫島栄伸社長は「レモン胡椒のプレミアム商品として新しい広島のムーブメントとなり、オール県産を代表する商品として定着させたい」と話す。守橋邦夫委員長は「栽培したトウガラシを農商工福連携で幅広く活用し、限りある資源の有効活用として、販路拡大に取り組む」と意気込む。来春の商品化に向け、商品開発も進める。(日本農業新聞2020年12月19日付ワイド2中国より)