都エコ認証 個別面談で推進-JAにしたま

環境保全型を実践へ

 JAにしたまは、環境保全型農業を実践するため、直売所会員や地域の中核農家に対し、東京都独自の認証制度「東京都エコ農産物認証」の取得を勧めている。JAは9月の認証申請受付期間に合わせ、都西多摩農業改良普及センターと協力し認証の新規・更新申請を希望する農家への個別面談を行った。

 面談ではJA営農指導員と普及指導員が、申請書の書き方や肥料成分の計算方法などを指導。今年は、6人の申請を支援した。

 支援を受けた農家の石田武尚さん(62)は「指導員に相談しながら申請書を作れるので面談は本当に助かる。認証取得は農業生産のモチベーションにもなっている」と話す。

 JAでは、営農指導事業の重点実施計画に「安全・安心な農産物生産に向けた東京都エコ農産物の認証制度を推進する」ことを掲げている。農業振興計画では、同認証取得品目を中心に販売する「自然派やさい直売所ベジ・ベジ」を活用した制度の普及・啓発活動の実施を掲げている。

 JA営農生活課の岡田浩史次長は「環境保全型農業に取り組むことは、安全・安心な農産物を消費者に提供するだけでなく、持続可能な農業の実践にもつながる。国連の持続可能な開発目標(SDGs)を農業の分野で進めていくためにも有効な手段だ」と話す。
(2021年10月14日付け  日本農業新聞 ワイド2首都圏より)