会津みしらず柿輸出 現地で品質点検 - JA会津よつば

タイに5トン マレーシア0・5トン

 会津美里町、会津坂下町、会津若松市、JA会津よつばで組織する「会津みしらず柿販路拡大促進協議会」は5日、会津美里町の永井野選果場で、海外輸出発送式を開いた。
 海外での日本食人気の高まりを受け、会津みしらず柿の新たな市場を拡大しようと、海外に輸出している。東日本大震災の影響で休止していたが、2016年に再開し、4年目。永井野と門田柿選果場で選果されたみしらず柿を、今年はタイに約5トン、マレーシアに約0・5トン、それぞれ輸出する。
 24日から、輸出先に協議会メンバーをそれぞれ派遣し、販売促進活動と市場調査を実施する。現地で品質をチェックし、高品質化を目指す。
 発送式には関係者30人が出席した。JAの長谷川正市組合長は「今年は東日本各地で台風被害が大きかったが、良質な会津みしらず柿を出荷できた。今後も、会津ブランドの力を一層高めていきたい」とあいさつした。(日本農業新聞2019年11月10日付エリア東北より)