北海道
ねばり長芋 即売会に行列 - JAきたそらち
強い粘りと甘味人気
空知管内のJAきたそらちは11月上旬の2日間、JA青果部集荷場や道の駅ライスランドふかがわなど深川市内4カ所で、同市特産の「ねばり長芋」即売会を開いた。販売直後から10分で完売する規格もありにぎわった。
「ねばり長芋」は強い粘りと甘味が人気。取れたてを特価販売する即売会には、開場前から買い物客らが長い列を作った。2Lや3Lなど大きいサイズを中心に、平らの形状の物やばら売りも注目を集めた。
来場者は贈答用にお薦めの規格や保存方法などを、生産者やJA職員に聞きながら購入していた。JA青果部の帰来努部長は「今年は干ばつが生育に影響するか心配だったが、その後の天候と気温が良くなったこともあり、丸くて太い良い形状になった。深川市特産のナガイモをぜひ味わってほしい」と話した。
「ねばり長芋」はJA管内の9戸が約4ヘクタールで作付ける。10月から共選作業が始まっており、道内の市場を中心に出荷している。(日本農業新聞2019年11月18日付ワイド1北海道より)