無線操縦で除草 楽々  - JAえちご上越

傾斜地使い実演会

 JAえちご上越は11月中旬、上越市頸城区花ケ崎にある大池いこいの森・小池駐車場の斜面を利用し、無線操縦除草機実演会を行った。
 営農の継続に向けて、若者など多様な人材を確保するため、最新技術の活用例を学ぶのが目的。無線操縦除草機はコントローラーで操作するため、斜面に立つことなく、より安全に作業できるのが特徴だ。
 実演会は、県上越地域振興局農林振興部主催の中山間地域活性化研修会で行った。
 上越市、妙高市の中山間地域等直接支払集落協定の役員や協定参加者、関係機関など約130人が見学した。
 草刈り作業は、炎天下や足場の悪い傾斜地、人が入りにくい耕作放棄地など作業環境が厳しい場合が多い。参加者は「機械による省力化に期待したい。コスト面を検討しなければいけないが、若い担い手が積極的に活用してくれるようになれば導入メリットは大きい」と話した。(日本農業新聞2019年12月7日付県版新潟より)