高知県
若手農家 ミョウガ栽培管理確認 - JA土佐くろしお
同世代や生産者と情報交換
JA土佐くろしおは7日、須崎市で若手ミョウガ生産者らを対象に現地視察によるミョウガの勉強会を開いた。30代を中心とした若手生産者18人とJA職員、農業振興センター担当者が生産者のハウスを視察し、栽培管理を確かめた。
JAの営農指導員と須崎農業振興センターの担当者が、ハウスの構造や立地条件による栽培管理の違い、かん水管理、温度管理のポイントを説明。営農指導員らは「温度管理は日照時間が大きく関わるため、季節や地形を考慮し、ハウスに合った温度管理を徹底してもらいたい」と伝えた。
ミョウガ栽培6年目の笹岡史裕さん(34)は「同世代や他地区の生産者との情報交換もできた。生産者の細かな技術や栽培管理も確認できてよかった」と話した。
JAの梅原健司営農指導員は「同世代と勉強会を行うことで刺激となり、意識向上につながる。今後も定期的に行い、管内の栽培技術を高められるよう取り組んでいきたい」と、期待した。
管内では2020園芸年度(19年9月~20年8月)、生産者223人が約74ヘクタールでミョウガの栽培に励んでいる。(日本農業新聞2020年2月13日付ワイド2四国より)