営農・農機職員 機械操作で合同研修 - JA越後中央

園芸拡大へ 貸し出し増加見込む

 JA越後中央は2月上旬、新潟市南区でJA全農にいがたと「JA貸出し園芸機械操作説明会」を開いた。営農担当職員と農機センター職員を対象としたもので、20人が参加。両担当職員の合同研修は初めてとなる。
 JAでは園芸作物の生産振興に取り組み、JA全農にいがたやJAが所有する園芸用の機械を生産者に貸し出している。園芸拡大に伴い、貸し出しの増加が見込まれ、営農担当者には今後さらに農機の運搬・メンテナンスなどの対応が求められることから、研修を実施。営農・農機の担当者に、貸し出しに関する共通認識を持ってもらう。
 参加者は主にタマネギ栽培で使う機械の基本操作や点検の方法、機械運搬時のキャリアカーへの積載・固定手順の説明を農機メーカーから受けた。用意された機械は、歩行式およびトラクター型移植機、歩行式収穫機、ハーベスター(大型収穫機)、ピッカー(拾い上げ)の5機で、メーカーの指導の下、実際に操作を体験した。
 参加した営農担当者は「機械の中には重心が安定しないものもあり、キャリアカーへ積載する際に少し危険を感じた。実際に動かしてみないと分からないことだったので、研修を受けてよかった」と振り返った。(日本農業新聞2020年2月16日付エリア信越より)