温州ミカン規模拡大 9ヘクタール - JA長崎せいひ

白崎地区基盤整備 2期工事完了

 JA長崎せいひが提案して進めてきた、白崎地区基盤整備事業で、JA柑橘(かんきつ)部会員が受益者となる農地の2期工事が4月に完了した。同事業で会員9人が規模拡大する。温州ミカンを9ヘクタール、ピーク時は180トンの生産を目指す。

4カ所の基盤整備事業を予定

 同事業は西海市西彼町白崎地区一帯の農地を整備。生産性を高める。同JAが主体となり地権者への同意や担い手の確保などに取り組んできた。
 白崎地区の他に同市内で4カ所の基盤整備事業を予定している。2024年完了予定の西彼町小迎地区では、同部会員のうち、規模拡大が4人、新規就農が2人。17・8ヘクタールの耕地面積となり、26年までには第1期分の出荷を見込む。
 西彼白崎地区は第3期に取り掛かっている。給排水設備などの付帯工事を進める予定だ。(日本農業新聞2020年5月23日付ワイド1北九州より)