タケノコ 油かすで良品 - JA京都中央

定期的に栽培用肥料を集中配布

 JA京都中央は11月中旬、地域特産物のタケノコ栽培用菜種油かすをJA乙訓ライスセンターで集中引き取り配布を行った。
 タケノコを栽培する上で重要なのが土づくり。畑一面に稲わらを敷き詰め、その上に赤土を優しくかぶせる。その工程の前に有機肥料を散布する事によって柔らかく甘味のあるおいしいタケノコに育つ。
 近年、気象変動が激しく、栽培現場では、有機質肥料や土壌改良剤の施用など生産者の創意工夫と最新の技術革新により京都の伝統の栽培方法を伝承している。
 当日は、事前に予約した生産者が順次引き取り、2200袋(20キロ入り)の菜種油かすを配布し、7人のJA職員が対応に追われた。
 JAでは、生産農家への生産コスト低減と所得確保を目的に定期的に各種特産物の栽培用肥料の集中配布を行っている。(日本農業新聞2020年11月27日付県版京都より)