大手スーパーで紅白カブ販売 コロナ禍の打開策 - JA富士市

食感柔らか「桃富士」「雪富士」

 JA富士市営農販売課は12月上旬、食料品から日用消耗品などを手掛けるマキヤグループのエスポット(本店・富士市大淵)に、紅白カブ「桃富士」「雪富士」の供給を始めた。地産地消を推奨し、生産者とのつながりを持続させて農産物の安定出荷に期待するエスポットと、地場産品の魅力を広めて組合員の所得向上につなげたいJAの双方の協力で実現した。
 「桃富士」は淡いピンク色の皮と果肉。「雪富士」は雪のように白く両方のカブとも手で皮をむける。えぐみはなく、食感は柔らかでフルーツのような甘味を持つ。
 2018年から特産品づくりを目指して同市田子浦地区で栽培を始めた。今年は増産するため、大淵地区へ面積を広げた。

JAと信頼関係を強固に

 同JA管内の生産者は、11月の農協祭や農家直販の産直市への出荷を見込んでいたが、コロナ禍でイベントは中止。産直市来場者の減少や農産物の市場価格低迷で農家所得は減少傾向だった。
 打開策で同JAが大手スーパーへ販路を開拓。出荷期間は年内を見込んでいる。エスポットは静岡県の他、3県21店舗を展開。同JA管内生産農産物の販路拡大にもつなげたい方針だ。
 バイヤーの川口雅弘さんは「地場産の紅白カブは珍しい。農家との距離が近いJAとの信頼関係を強固にして、コンテナ出荷で資材費を抑え、少量多品目でも取引したい。酢漬けにしたら甘味が際立ちそう」と絶賛した。(日本農業新聞2020年12月10日付ワイド1東海より)

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