加賀れんこんPR 学生の視点生かす  - JA金沢市

まずグッズ制作から

 加賀野菜など地元野菜を学生ならではの思考でアピールしようと、3年計画のプロジェクトがスタートした。JA金沢市加賀れんこん部会と金沢星稜大学女子短期大学部の手塚貴子准教授のゼミ学生が連携し、加賀れんこんグッズ制作や販売促進を女子学生ならではの視点で展開する。

 同ゼミでは、金沢の特産品に関するイメージ調査を地域住民ら約1800人を対象に行い、加賀れんこんは「地味」という意見が多かったことを受け、イメージ払拭(ふっしょく)をPRの部分では目指す。

 第1弾として加賀れんこんのチャームが付いたマスクチェーンやポーチ、トートバッグ、オリジナルロゴを完成させた。大学内で人気のマスクチェーンは耳元に加賀れんこんをイメージしたチャームが揺れるデザイン。アクセサリー感覚で加賀野菜をさりげなく身に着けるおしゃれなアイデアが光る。

 完成品を見たJA金沢市加賀れんこん部会の北博之部会長は「男性が考えないアイデアばかりで、若い学生の皆さんと一緒に加賀れんこんを盛り上げていけるのは今後も楽しみ」と話す。
(2021年11月5日付け  日本農業新聞ワイド1北陸より)