1期生22人農業塾修了 - JA大阪中河内

ナスやピーマン、エダマメを収穫

 JA大阪中河内は21日、「農業塾」の第1期生22人の修了式を実施した。「農業塾」は昨年8月に開講。月1、2回のペースで、野菜の栽培方法や農薬の使い方などを1年間、学んできた。
 この日は、約800平方メートルの研修圃場(ほじょう)で、ナスやピーマン、エダマメを収穫した後、修了式を実施。塾長を務める同JAの西川喜清組合長は「農業塾で学んだ新しい情報や技術を大いに活用してほしい」とエールを送った。新規就農を目指す塾生は「今まで自己流でやっていたが、農業塾で基礎を学べた。農業で生計を立てる覚悟を持ち、たくさんの人に自分の野菜を食べてもらいたい」と意気込みを語った。
 農業塾は新規就農や直売所出荷を目指す組合員を対象に開く。知識と技術を持った農業者を育成し、管内農地の維持、直売所の活性化につなげる狙いがある。 (日本農業新聞2020年7月30日付ワイド2近畿より)