エダマメ安房一豆出荷が始まる - JA安房

夏から秋への新規作物

 JA安房のエダマメブランド「安房一豆(あわいちず)」の出荷が15日始まった。
 9、10月に入ってからの台風15、19号の影響などで、前年度より1週間ほどの出荷遅れとなった。出荷最盛期は10月末ごろとなりそうだ。
 JA安房では、温暖な気候を生かした冬作がメインの土地柄であり、夏から秋への生産品目による農家所得の向上を課題としている。そこで関係機関や市場から新規作物の情報を集め、在来エダマメの試験栽培に取り組んだ。 2017年から在来エダマメのネーミングを一般公募、ブランド化を目指し、「安房一豆」としてデビューして栽培を開始、出荷が始まった。
 JA担当者は「さやの膨らみの十分なものを選別し、出荷には十分注意してもらえるようお願いしたい」と話している。(日本農業新聞2019年10月19日付ワイド1首都圏より)