ロメインレタス旬を味わって インスタで出荷PR  - JA三島函南

若手農家グループ 活動など情報提供

 JA三島函南の若手農家グループ、箱根西麓のうみんずは26日、インターネット交流サイト(SNS)のインスタグラムの同グループ公式アカウント「箱根西麓のうみんず」でロメインレタスの出荷スタートの記事を投稿した。今年は6月中旬まで、近在市場を中心に約4500ケース(1ケース8玉)の出荷を予定している。
 JAの営農指導員が撮影し、メンバーが加工して特徴やお薦めの食べ方などの文章を付けて投稿した。正・准組合員をはじめ、市内外の消費者へ公開した。タイムリーな発信に、旬の野菜を食べたい人や四季折々の料理を提供する飲食店から喜ばれている。
 公式アカウントはグループの活動や生育状況などを無料で発信し、PRできる情報提供ツールとして昨年4月に開設した。メンバー6人全員でアカウントを共有する。今年は、新型コロナウイルスの感染拡大で毎月行うスーパーマーケットでの試食販売やマルシェ活動などのイベント自粛もあり、役立っている。
 同グループ代表の前島弘和さんは「消費者や取引先との交流の場として活用し、生産者を身近に感じてもらえるきっかけになれば」と話す。同JAの望月俊汰営農指導員は「幅広い層に取り組みを知ってもらえるように、活動をサポートしていきたい」と意気込む。(日本農業新聞2020年4月28日付ワイド1東海より)