JAの役割と意義

組合員について

組合員とは

JAの組合員には、「正組合員」と「准組合員」の2種類があります。
 「正組合員」は、農業を仕事としている人や法人等が条件です。一方で、「准組合員」は、農業者ではありませんが、JAバンクやJA共済などに加入してJAを利用している人です。「正組合員」と同様、JAごとに定めた出資金を支払うことで、「准組合員」として加入できます。
 「准組合員」も「正組合員」と同様にJAの事業やサービス、施設を使うことができます。しかし、「正組合員」と違い、総会での議決権や役員の選挙権はありません。これは、JAが農業者を中心として、農業者の意思に基づき事業や組織について決定することができるようにするためです。

組合員がJA運営の中心

JAの意思を決定する最高機関は、組合員による総会(もしくは地区の代表から構成される総代会)です。年度ごとに必ず1回開き、前年度の事業報告や決算書などを承認したり、新年度の事業計画などを決定したりします。日々の仕事を担うのはJAの役職員ですが、運営の中心となり、組織としての意思決定を行うのは、あくまでも組合員であり、組合員はJAの「主人公」なのです。

組合員数の推移

JAの組合員は、2010(平成22)年に准組合員数が正組合員数を上回り、2018(平成30)年には組合員総数が減少に転じました。2023(令和5)年度現在、正組合員が385万人、准組合員が636万人です。農家戸数の減少や農業者の高齢化などにより、正組合員が減少する一方で、准組合員数は増加しています。これは、JAが地域に密着した協同組合として、地域の人たちに評価されているからとも言えます。こうした状況の中で、JAでは准組合員を農業振興の応援団として位置づけ、准組合員の意見も取り入れながら事業を運営しており、JAと地域農業は准組合員にも支えられています。

  • ※農林水産省「令和5年度総合農協統計表」