JA FACT BOOK

JAグループの新聞・出版・
旅行事業について

日本で唯一の日刊農業専門紙を発行

『日本農業新聞』は、JAグループの(株)日本農業新聞が発行する日本で唯一の日刊農業専門紙です。全国で約30万部を発行しています。長引く物流の混乱や円安の影響で、農業者の営農継続や国の食料安全保障が危ぶまれる中、進化し続ける農業技術や、目まぐるしく変わる農政の動向、気象情報、農業所得に直結する農畜産物の品目ごとの卸売価格や消費トレンドなど、農業者に必要不可欠な情報を毎日提供しています。また、豊かな農村生活を送るための情報、食農教育の取り組みなども伝えています。
 令和3年11月に新聞の電子版を創刊しました。電子版は、JA役職員を中心にデジタルに慣れた若い世代のニーズを捉え、創刊から2年3カ月で26,000IDまで伸びました。
 また、本紙に掲載された120万本超の記事を検索できる「日本農業新聞データベース」事業、インターネットで農畜産物価格・市況データを届ける「netアグリ市況」の運営など、新聞紙面を基軸とした多メディア展開に取り組んでいます。このほか、消費者向けのJA農産物直売所情報誌『フレマルシェ』の発行やJA広報のコンサルタント、海外農業研修視察団の派遣など、多彩な事業を展開しています。さらに、ライン基盤によるデジタル新聞「和牛新聞」「みどりGX新聞」を創刊するなど、デジタルによる情報発信の強化にも取り組んでいます。生成AIなどを活用することで、JA役職員の仕事・学び・挑戦をサポートするプラットフォーム「Jパートナーズ」の取り組みも進めています。

『家の光』の発行とJA教育文化活動の活性化

一般社団法人家の光協会は、JAグループの一員として、協同組合精神に基づき、出版・文化活動を通じて農山漁村文化の向上に寄与することを目的として設立された団体です。月刊誌『家の光』をはじめ、各種雑誌・書籍を発行する他、それらを活用したさまざまな教育文化活動を通じて、アクティブ・メンバーシップの確立を支援しています。
 『家の光』は、“協同の心”を家庭で育む雑誌として大正14年に創刊され、令和7年5月号で創刊100周年を迎えます。「食と農」「暮らし」「協同」「家族」という4つの柱を大切にしながら、「人・組織・地域の幸せづくりをめざす農協運動の底力」となることをモットーに制作しています。この他、農業・地域・JAを担うリーダーのためのオピニオン雑誌『地上』、JAグループの食農教育をすすめる子ども雑誌『ちゃぐりん』、家庭菜園雑誌『やさい畑』、農業、協同組合、教養、生活実用のジャンルからなる書籍の発刊の他、食と農を中心に生活全般の有益な情報を提供するWebメディア『あたらしい日日(にちにち)』など、「国消国産」の意義等に関する国民理解の醸成やJAファンづくりにつなげる広範な情報発信に努めています。

文化事業では、雑誌や書籍の愛読者が集い、記事を活用した体験を発表する「家の光大会」や、家計簿記帳・ライフプランの樹立・わたしノート(家の光エンディングノート)作成を柱とする「ハッピー マイライフセミナー」、料理教室や手芸教室、「あぐりスクール」などの食農教育活動の開催を支援しています。

旅を通じた地域の活性化支援

JAは、組合員・地域住民の余暇活動の充実や、JA総合事業の推進・活動の活性化に向けた、旅行事業も展開しています。旅行事業とは、「地域内」「JA内」「JAとJA」「都市住民とJA」などさまざまな段階での交流を促進する「旅行・催し」などを通じ、「地域の絆づくり」を提案することです。各JAや(株)農協観光が取り組んでいます。

JAグループの旅行会社として特に「食と農」にこだわり、地域の魅力をお届けいたします。地域の美味しいものを食べたい、農産物の収穫体験をしたい、接客が良い宿泊施設に泊まりたい等、様々なご要望にお応えいたします。更に、利便性を高めるためWebによる宿泊の販売も開始いたしました。
 また、農協観光では旅行以外の分野にも取り組んでおり、「国内農業の発展と共生社会の実現」を事業理念に掲げ、農業労働力不足と障がい者雇用機会創出の課題解決をマッチングする農福連携事業やアグリ人材バンクを運営しています。その他にもSDGsやカーボンオフセットに対するソリューションや地域共創等を通じて地域の活性化・農業ファンの拡大に取り組んでいます。

次のページへ AgVenture Labについて >