JAグループによる
イノベーション創出
JAグループのオープンイノベーションラボを設立
AgVenture Lab(アグベンチャーラボ・以下あぐラボ)は、JAグループが令和元年に開設し、運営しているオープンイノベーションラボです。「食」「農」「くらし」に関わるスタートアップ企業のサポートを通じて、農業やその現場、地域社会の発展を目指します。
あぐラボの取り組み
スタートアップ企業の社会課題解決をサポート
・JAアクセラレータープログラム
革新的なアイデアや技術を持つスタートアップ企業の成長を支援し、新しいビジネス・サービスの開発に繋げることを目指すオープンイノベーションプログラムです。
JAグループが事業展開する「食・農・金融・くらし」分野を中心に、地方創生やSDGsなど多様な課題に取り組む起業家を広く募集。厳正な審査によって採択されたスタートアップ企業を、JAグループ職員が「伴走者」としてサポートします。
第5期となる令和5年には、10のスタートアップ企業を採択しました。
農業者や行政と連携し、地域の社会課題を解決
・農業者との連携
農業の生産現場とスタートアップ企業との結びつきを促すため、令和2年に全国農協青年組織協議会(JA全青協)と連携協定を締結しました。青年層中心に約5万人で構成されているJA全青協と、新たな技術開発を進めるスタートアップ企業との結びつきによって、大きなシナジー効果が期待できます。
・行政との連携
あぐラボが設立目的の一つとしている地域での社会課題解決に向けて、地方自治体との連携も進めています。群馬県とは令和4年に「農と食のイノベーション創出に係る連携協定」を締結。農業経営体とスタートアップ企業などのマッチングを通じて、両者が抱える課題の解決と事業育成を目指します。
トピックス「農辞苑」
農辞苑とは、食と農の課題解決プラットフォームです。農林水産省の補助事業を活用して構築され、農業に関わるすべての人々が抱える課題の解決を目指します。
本サイトのユーザーは、農業者、農業団体、行政機関などを想定しています。ユーザーはこのサイトを活用することで、まず自らの課題を発見し、適切なソリューションの発見を目指します。