会長メッセージ

一般社団法人 全国農業協同組合中央会 代表理事会長 中家徹

12月のメッセージ

11月14日、新天皇即位に伴う大嘗祭(だいじょうさい)が執り行われました。天皇陛下が五穀豊穣に感謝し、国家国民の安寧を祈念される儀式です。皇室行事には農に関するものが多く、まさに「農は国の基(もとい)」です。改めて、天皇陛下の御即位を御祝い申し上げます。

相次ぐ台風、大雨によって各地で甚大な被害が発生しました。永年作物であればその影響は何年にも渡ります。農機や資材、更には選果場などの施設が浸水被害に遭った地域もあります。台風19号の被害に遭った宮城県と長野県を訪れ、目を覆いたくなる惨状に、復旧するには相当の時間を要すると感じました。このような事態をきっかけにして離農に追い込まれる方がいるのではないかと大変心配しています。これらは被害額という数字には表せないないだけに本意でない離農者が出ないように対応を進めて参ります。

台風15号で大きな被害に遭った千葉県には「JAグループ支援隊」の派遣を行い、10月末までに全国からのべ300人、県内からのべ1000人の役職員がハウスの撤去など復旧作業に取り組みました。なかでも、昨年の西日本豪雨や3年前の熊本地震の際に全国から支援を受けた地域から多くのJA役職員が駆け付けてくれました。JAという枠を越えて、被災者に寄り添い、地域で助け合うことが大切であると実感しています。引き続き、協同組合の相互扶助の精神で、JAグループの力を結集して支援を進めて参ります。

11月7日の理事会で「次期食料・農業・農村基本計画に対するJAグループの提案」を決定し、政府・与党に要請しました。不測時だけでなく、平時からの「食料安全保障の確立」が重要で、生産基盤の基になる農地と農業者の維持・確保に取り組み国民の皆さんに食料・農業・農村の現状を理解してもらい、日本の農業・農村を支えたいと思っていただけることが必要です。

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