今のところ今年の梅雨は、雨不足で果実は大きくならず、田んぼの水も大丈夫かと心配しています。あまりまとまった雨は困りますが、それなりの雨が欲しいところです。農業は天候に左右されるもの。心配しながら大手町で仕事をしています。JAとはそういうものと理解いただきたいです。
地方創生のため、協力して頑張っていきましょうと、JA全中をはじめ農林漁業と商工業の全国5団体は連携協定を締結しました。地方に行くほど分かりますが、農業や他の産業を単純に区切ることはできません。1、2、3次産業が絡まりながら社会を築いています。そういうことを踏まえ、共に力を合わせて前に進んでいこうと確認しました。
JAの自己改革をさらに浸透させる必要があると考えています。変わらざるを得ないという状況がますます、強くなっています。団塊の世代が引退すると農業に多くの問題が起こります。そのための受け皿をつくらなければなりません。構造改革、JA改革をもっとスピードアップする必要あります。
7月1日は、第95回国際協同組合デーでした。あらためて、協同組合とは何かと、しっかり存在意義を訴えていくことが大事で、これからも続けていきたいと思います。