会長メッセージ

全国農業協同組合中央会 会長 中家徹

10月のメッセージ

今夏は7月の西日本豪雨をはじめ、大型台風が頻発して発生し、6月の大阪北部や9月6日の北海道胆振東部地震など、全国各地で甚大な自然災害に見舞われて、農家にとって、非常に厳しい状況にありました。JAは協同組合で、助け合いの組織です。また、地方に不可欠な社会インフラでもあります。JAグループ一丸となって1日も早い災害からの復旧・復興に全力を挙げて取り組んでいきます。

西日本豪雨では、人的支援の一環として、全国のJA・連合会・中央会役職員から構成されたボランティア「JAグループ支援隊」を広島、愛媛の両県にのべ185人を派遣し、被災地の復旧作業を行っています。職員の派遣元は東日本大震災や熊本地震で支援を受けた地域から多く参加しています。

自己改革を加速させるため、「営農経済フォーラム」と「組織基盤強化フォーラム」を東、中、西の全国3会場で開催しました。今後もJAの優良事例の共有・横展開に取り組んでいきます。さらに、組合員との対話運動を促進しながら、自己改革への理解を深めて参ります。

今年から10月2日は「直売所の日」と認定されました。直売所は、新鮮な農産物を提供するだけでなく、6次化商品の開発のきっかけとなるなど、営農振興だけでなく、地域活性化の拠点の役割を果たしています。

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