会長メッセージ

4月の会長メッセージ

 私の地元、長野市の周りではあんずが咲いていたのが散り、満開を迎えたのは、桜、梨、プルーンであり、現在、桃が咲きはじめております。これから連休に向けてりんごが咲いてくるという、大変良い陽気になってきました。農作業はより本格的になってきまして、ぶどうの防除に多くの生産者の皆様が取り組んでおられました。令和8年3月6日の就任からひと月が経ちましたが、令和8年度も、あらためて、よろしくお願いいたします。

 さて、農業を取り巻く環境につきましては厳しいところであります。特に中東情勢につきましては、日々刻々と情勢が変化する中、国の対応も的確に行っていただいていると思っております。しかし、農業の現場を見ますと、生産者の皆様が将来的な不安を払拭できない状況にあると感じております。当面の足元の燃料や肥料、生産資材については、現時点ではおおむね供給が維持されている状況だと受け止めております。一方で、価格への影響は避けられないのではないかという不安を、生産者の皆様が抱いておられると思います。また一部地域で一部の燃料の供給不足や資材の値上げが実際に出ているという情報もいただいております。国の補助や備蓄制度などにより、農業生産への影響を少なくしていただいていますが、今後更に悪化・長期化した場合には、燃料・生産資材などの生産コストの増大や供給不足が大変懸念され、また、消費者の皆さまに安定的に農産物をお届けする立場としても、心配をしているところであります。今後も現場の影響を随時把握し、対応してまいりたいと考えています。

 さて、令和8年4月9日に開催した理事会で、令和8年度も「国消国産」JAグループ統一運動について、組織をあげて実施することを決定いたしました。日常的な取り組みに加え、10月・11月を「国消国産月間」と設定し、10月16日の「国消国産の日」を基点に、JA・都道府県段階・全国段階で多様な催しを予定してまいります。また、令和8年度末からは、いよいよ「2027年国際園芸博覧会」が開会されます。JAグループは、園芸博に出店し、展示や季節感あふれるフレッシュスタンド、農産物マルシェを通じて「食」や「農」の魅力を伝えてまいります。園芸博の特設サイトも令和8年4月1日に公開しており、今後、出店内容などお知らせしてまいりますので、是非、ご覧ください。「国消国産」JAグループ統一運動を通じて、消費者の皆様に、より一層、国産の農畜産物を手に取り、召し上がっていただけるよう、情報発信をすすめてまいります。

令和8年4月9日 JA全中定例記者会見より

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