はじめに、一連の大雨、そして各地に大きな影響を与えている台風が多数発生しており、被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。農業用施設の被害状況など、まだ調査が進められているところですが、早期復旧に向け、国や関係機関と連携し、現場の状況を把握し、必要な支援に取り組んでまいります。もうすぐ夏休みを迎え、ご家庭で旅行や食卓を囲む機会が増えると思います。JAグループでは、「国産DAY」サイトを展開しており、旬の農産物の魅力を伝える新たな動画など公開しています。農業現場の声や、農業体験についてもご案内していますので、ぜひ、ご覧いただければと思います。農にふれる体験を、より一層進めることで、生産者と消費者との結びつきを広げていきたいと思います。
また、令和8年6月末に、南米南部共同市場、メルコスールの加盟国等の首脳会談において、日本とのEPA交渉開始が、正式に決定されました。国際情勢が不安定化する中で、重要資源を豊富に有するメルコスールとの関係強化は重要ではありますが、同様に、食料安全保障も重要であります。JAグループは、EPA交渉にあたって、牛肉・豚肉・甘味資源作物を含む重要5品目等に十分配慮することをはじめ、国益を守り、我が国の安全保障強化等に繋がるよう、政府には毅然とした対応を行うことを求めております。EPA交渉の動向について、引き続き注視し、政府・与党に対し、機動的な働きかけを行ってまいります。
このような中、政府は、今後の予算編成や政策の指針となる「骨太の方針」を検討し、令和8年7月中の閣議決定を目指しています。JAグループでは、国産農畜産物の消費者への安定供給を将来にわたり確保するため、現場の意見にもとづき、万全な政策の確立・遂行に向けた、農業関係予算の確保を求めてまいります。
令和8年7月16日 JA全中定例記者会見より