はじめに令和8年8月の北陸地域での豪雨被害により被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。熊本地震につきましても、8月3日より熊本のJAグループ災害対策本部に本会職員を継続して派遣し、約1か月にわたり、現地ニーズに応じた支援物資のマッチングなど必要な支援について、連絡・調整を行ってきています。令和8年9月4日、私も熊本のJAグループ災害対策本部に赴き、JAグループ8団体による、お見舞金を贈呈するとともに、現地の状況の視察や意見交換を実施してまいります。引き続き、現場のニーズに応じて、全国支援募金をはじめ、被災地の支援対策を適時適切に講じてまいります。また、西日本を中心に長期化する少雨や高温に伴う渇水による農業生産への影響が懸念されており、現場の状況を把握し、必要な支援を検討してまいります。
さて、令和8年9月2日、農林水産省の食糧部会が開催され、政府備蓄米の買戻しの実施が了承されました。政府備蓄の在庫量が適正水準を大きく下回るなか、これまでも、我々は、食料安全保障の観点から備蓄水準の速やかな回復などを訴えてまいりました。今回の21万トンの買戻し実施については、政府備蓄の重要性を受け止めていただいたものと思っております。引き続き、適正水準100万トンへの速やかな回復に向け、早期に今後の対応を進めていただく必要があると考えております。
国際園芸博覧会につきましては、JAグループとして「『いただきます』を生むチカラ」をコンセプトとした出展を行います。令和9年3月の開幕までいよいよ半年となりました。来場者の皆さまに、日本の農業を身近に感じていただき、国産農産物の魅力や食と農・地域を支えるJAグループの取り組みをお伝えできるよう準備をすすめているところです。
JAグループでは、毎年10月、11月を「国消国産月間」と位置づけ、「国消国産」の考え方に、一人でも多くの皆さまからご理解、共感いただけるよう、全国的に取り組みを行っています。10月からは、全国のJA直売所でキャンペーンを行うなど、各種イベントの開催も予定しております。消費者の皆様には、是非とも、食や農の実態をご理解いただき、国産農畜産物を応援いただきたいと考えています。
令和8年9月3日 JA全中定例記者会見より